小さい頃、
母親がくれた「人魚姫」の絵本
メッチャ、大っ嫌いだった(爆)
だって、どうして???
王子を殺すのも嫌だったし、
自分で消えるのも嫌だった・・・
別に人間にならなくていいし、
王子なんてどうでもいい・・・
なのに母親は困った顔をして
「いつか、それが分かる日が来るから」
って言って、とっておいてあげるって言った。
泡になって消えそうに見えるコレは本当は雪
雪でさえこんなに消える時は儚く見えるっけ???
不思議だ・・・
そのシャッターを押す手は魔法使いだ・・・
自ら泡になって消えた人魚姫・・・
私的には、とにかくかちゃくちゃない絵本だった
自分が一番大事なはずなのに、
どうして自分で死ななきゃいけなかった???
やっぱり、大っ嫌いな絵本だ・・・
私は見つけてゴミ箱に・・・
投げた・・・
どうして今、私はそれを思い出したんだろう・・・
母親が私に伝えたかった事は、
とても大事な事だと今さらながらに思う事が多く・・・
悲しい母親の顔がよぎる・・・
私は、困った事にしてる事が多いのだろう・・・
それでもそれは心に刻まれた。
泡も雪も同じように私には見えるのだ。